最初の出会いと街

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俺達が着いたのはチュリパ村、人口5千人程の小さい村だった。 「着いたけど、どうする?」 ギルトがそう言って俺は考えた。そして俺はふと思いついた。 「なあ、とりあえず、何か腹ごしらえしないか?」 俺はギルトにそう言った。俺自身空腹だったし、何より、この世界の食べ物がどんなか知りたかった。 「いいねえ、じゃあどこか入ろうか、カドヤはどこがいい?」 「そうだな……」 俺は少し悩んだ。不用意に元いた世界の食い物の名前を出して怪しまれたらと思った。 「とりあえず、誰かに聞いてみないか?そしたらいい店が見つかるかもしれないからさ。」 我ながら名案と思った。 「確かに、僕自身も初めて来村だからね。ちょっと聞いてくる。カドヤはそこで待ってて!」 そう言うと、ギルトは近くの人に聞きに行った。俺は近くの噴水に腰掛けて彼を待った。
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