最初の出会いと街

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そういえば、俺が想像してた世界と少し違うな、もっと西洋風で、外人っぽい人達がいると思っていた。簡単に言うと、RPGゲームみたいな人達がいると思ったのだ。見ていると、俺みたいに黒髪の人や、顔が日本人よりのアジア顔がいた。この世界の人間は、どうやら、俺がいた世界とあまり変わらないが、大地の形が地球とは異なるみたいで、いろんな人種がいるのだろう。そんなことを考えていたら、ギルトが帰ってきた。どうやらこの近くに安くて美味しい店があるらしい。俺達はその店に行くことにした。 「着いたよ!」 「……え………?」 俺は言葉を失った。その店は、外見は見るからにボロボロ、いくらかくれた名店とは言え、こんな外見ボロボロなんじゃ地震が来たら1発で倒壊するぞ。 「と、とりあえず入ってみようか、、、」 流石のギルトでもこれには驚いた。 カランコロン 中に入ってみると、意外とキレイだった。レトロ感というのだろうか。少し古い感じがまた良かった。俺達は、奥からでてきた店員に案内されて席に座った。何にするかを聞かれると、ギルトが勝手に頼んだ。おそらく、聞いてきた時に聞いたおすすめなんだろう。そう思っていると、その店にいかにも怪しい奴が来た。
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