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「騒がしいな、起きたのか」
「あっ、智哉! これ、いったいどういうこと?」
事情を知る人物が起きてくれてラッキー!
もう、俺、わけわかんないんだって。
聞けば、俺はさんざん酒を煽った結果、酔いつぶれ、智哉の住んでるところにつれていけと騒ぎ立てたらしい。
仕方なくつれてきたら来たで、玄関に倒れ眠り出す始末。
服のままベッドに入れるのは嫌だった智哉が服を脱がせベッドに寝かせたのだと言う。
「智哉もパン一なのは?」
「寝るときはいつもこれだから」
「え。めっちゃ意外」
シルク素材のパジャマ、とか着てそうって言うのは、ぶっ飛んだイメージか。
そういえば、智哉自身はごく普通のサラリーマン家庭だっていってたな。
「いや、もう、ほんと。申し訳ない」
深々。
本当に、全く記憶にない。
昨日はほんと、美味しすぎてテンション上がった。
酒も進むし、たいして強くもないのに。
それに、なんだか智哉と一緒だとなんかハメをはずしてしまうらしい。
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