1152人が本棚に入れています
本棚に追加
元気そうでなによりだ。
智哉を空いてる席に案内する。
おじいさん家はこの近くらしい。
俺を思い出して寄ってくれるなんて、嬉しいと思ってしまうくらいにはやっぱり俺は恋をしてしまっているらしい。
「注文決まったらベルでお知らせください」
「ああ」
本当はずっと話していたいけど、俺は仕事中だ。
名残惜しいと感じながら決まり文句を告げ席を離れた。
智哉は鞄からタブレットを取りだし何やら始めた。
仕事だろうか。
「あの人、この間のイケメンさんですよ!」
女子高生渡辺が目を輝かせる。
やっぱり、誰から見てもイケメンらしい。
本当に、様になっている。
最初のコメントを投稿しよう!