11月1日 午前?時?分

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「そ、そんな...それでカッとなった東山が部長を...?」 わ、私が東山の残業を手伝わなかったばっかりに!大事な後輩を置いてハロウィンパーティーに興じてしまったせいでこんな悲劇が... 私は東山によろよろと近づいた。 「ご、ごめんね東山ああああ!!部長があああ!」 私は、東山の後ろを見て悲鳴を上げた。 「あ、おはようみんな。」 そこには頭に斧が刺さった血まみれの部長が立っていた。 「キャアアアア!」 「部長がゾンビに!!!」 リビングが3人の悲鳴で包まれた。 「あ!部長、起きてきたらダメじゃないですかあ。」 東山がけろっとした様子で立ち上がり部長に言った。さっきのは嘘泣きだったようだ。 「いやあ、すまんすまん。さすがにそろそろ準備しないといけないかなあと思ってね」 「は?え?どういうこと?」 私たちが目を丸くして部長をまじまじと見ていると部長は照れたように笑った。よく見れば血にしては嘘くさい赤色だ。 「驚かせてごめんね。昨日の夜遅くに、東山君がうちに着いたんだけど皆寝ちゃってただろう?それで、東山君が落ち込んでいてね。仕返しにハロウィン用に買ったグッズを使って皆を驚かせたいから協力してくれと言われてね。」     
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