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私も結構酔っていましたけど、部長と南田さんが本当にベロンベロンで...それで部長が『皆で俺の家に泊まりに来いよ!』って聞かなくて...
それでこの豪邸に連れてこられて三次会が始まったんです。部長が秘伝のお酒をたくさん出して下さって...
「部屋が随分荒れた様子だったのはそのせいなのね...」
「部長がまさかのヒップホップ好きでな。音楽かけて、踊ったり歌ったり。南田が転んでローテブル破壊してた。」
あれは私だったのか...高級そうだったが、私は怒られたのではないだろうか。北河さんが呆れて言った。
「そう言う西本さんは女神像を舐め回してて部長に怒られて...逆上して床に叩きつけてたじゃないですか」
「私よりもひどいじゃないですか!もしかして西本さん、それで腹が立って部長を...!」
「ち、違う!俺じゃない!それなら北河だって部長にパンツ見せろって迫られてたじゃないか!」
「パンツ見せろって迫ってきたのは南田さんですよ!」
「私?!」
「ええ、パンツぐらい平気ですから見せてやりましたよ。それ見て南田さんひっくり返ったんじゃないですか」
どんなパンツだったんだよ...思い出せない...私の頭の中では仁王立ちした北河さんにボヤァっともやがかかっている。
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