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今度こそちゃんと仲直り出来たのが嬉しくて、しかもゆめに触らないという約束も解禁されて……
情けないけど家まで我慢出来なくて近くのラブホに。
よく考えたら、ゆめと入るのは初めて。
いつもどっちかの家だったから……もちろんゆめはラブホ自体初めてだよな?
「けっこう広いんだねー」
無邪気に部屋の中を見て回っていると思ったら、思い出したように戻ってきた。
「どうしたの?」
「……その、ごめんね……たくさん我慢させちゃって……」
頬を染めながら見上げてくるのが可愛くて、余計に我慢が効かなくなりそうだ。
「とりあえず…スーツ脱いで…」
「え?うん……」
ゆめがジャケットを脱がしてハンガーにかけてくれる。
それから自分の分も脱いでかけた。
それだけじゃなくて……あろうことか俺の前に跪いてズボンのベルトに手をかけようと……!!
「ちょっ…ゆめ!?」
「……今日は私にさせて……?」
上目遣いでそんな風に言われたら……それだけで爆発しそうなんですが……!!
ぎこちない手つきでズボンを下げられると、下着の上からでも分かるほど膨張している。
「えと……立ったまま?座る方がいいの?」
「じゃ、じゃあ座ります……」
下着も下げてベッドに腰掛けると、そっと両手で包まれた。
遠慮がちに手を動かす緩い刺激がもどかしい……。
次第に先端から先走った欲望が溢れ始めて、ゆめがそれを舐めた。
「……っ」
そのまま先の方を口に含みながらペロペロと舌を動かす。
「……ゆめ……そのまま奥の方まで入れて欲しい……」
「ん……ほう?」
「っ……歯当たらないようにして、動かしてみて?」
一生懸命唇を動かしてくれるのが愛しくて頭を撫でる。
「……気持ちいい?」
「うん……でも、早くゆめの中に入りたい。いい?」
少し残念そうに、でも嬉しそうに顔を赤らめて頷く。
ああ……やっぱり、俺ゆめじゃないとダメなんだ……。
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