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姿を消し続けるのも体力を消耗するので現すことにした。娘がハッとこちらを見る。
「あ、ああ、お狐様……」
「ん? 私を知っておるのか?」
こくりと娘は頷き、なぜか安堵したような表情を見せる。
「ふーん。まあよい」
私は足から舐めあげる。ぺろぺろと脛を舐めあげ太腿にも舌を這わせる。娘はまた身体を振るわせ始めたが、お構いなしに、何か旨い味はすまいかとあちこち舐める。
足の付け根に淡い茂みと紅い亀裂と小さな豆のような突起を見つけた。興味をそそられ、そこへ鼻の先を近づける。ふんふんと匂いを嗅ぎぺろりと舐めあげる。どうやら他の場所と違うようだ。
チロチロと突起を舐めまわすと娘が呻き始めた。
「ん? ここがどうかしたのか」
娘の変わった様子に興味をそそられ、執拗に突起を舌先でねじ上げるように回転を加え舐めまわす。
「お、お狐、さぁ、まあっ、も、もうっ、堪忍、あんっ、堪忍、く、ださいっ」
「何を言っておるのだか」
無視してそのまま舐めまわす、吸い上げると娘は悲鳴に似た声を上げ、身体を痙攣させた。
「なんだ」
見上げると、娘は荒い息をし、身体を火照らせ汗ばんでいる。更には紅い亀裂から何やらツユが滴っている。
「ん? 小便ではないようだが」
そのツユを味見すべく、舌先ですくう。
「ひいっ」
「んん? これはこの奥から出てくるのか?」
私は亀裂の奥の窪みに長い舌を捻じ込む。娘からあふれるツユは、味わったことのない何とも言えない味ではあるが、なぜだかなめとってしまいたい欲求にかられる。
私は夢中になって娘の柔らかい温かい内部に舌を這わせぐるぐる回す。
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