野弧と娘

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 眉間にしわを寄せ、苦しげな表情を見せるが、漏れる吐息と声は甘く、私は思わず娘の唇に吸い付いた。  舌を絡め合わせると甘い蜜が口の中に広がる。 娘はまた私の身体にしがみつき声を上げる。もう苦痛の声ではないことがわかる。  くちゅくちゅと繋がったところから再びツユが溢れだす。 滑りが良くなり私は誰にも教わったことがないが、男根を娘の披裂の奥から浅いところへ行き来させる。  娘はまたひどく眉間にしわを寄せ、私の身体を強い力で抱きしめる。どうやら私と同じく快感を得ておりそれに耐えているようである。  ひどく気持ちが良く何度も何度も突き上げ、腰を前後させる。そのうちにまた娘は「あ、ああ、もう、もう、だ、だめっ」と懇願するような目つきを見せる。 「何、が、駄目、なのだ」  私も鼓動が早くなり息が荒くなっている。確かに何かわからぬが限界が近づいている気がする。  娘はのけぞり、身体を震わせる。同時に私の男根をきゅうきゅうと締め付け引き込む。  私も同じように絶頂感を得て達した。  早い鼓動を打つ、薄い娘の身体にぴったりと身体を添わせ、初めて感じた快楽を味わっていた。
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