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雪子と健一は北海道を去り地元の戻って来た。
部落を去る時数頭の狼がしっぽを振って
見送ってくれたのが心残りだった。
地元に帰ると雪子は実家で生活しているので
問題なかったが健一はすぐに仕事を探した。
町の郊外にあるホームセンターでアルバイトを見付けた。
「ここは結構面白い、在庫管理もコンピューター制御で
管理が出来るし」
結構喜んでいた。
「健一君と一緒に志保のノート見たいんだ、
私一人では見れないから、で、私の家か
健一君のアパートで見ようかと思って、
じっくりと」
雪子の実家はまだ気が引ける、
休みの日に健一のアパートでと約束した。
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