その4 展開

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雪子と健一は北海道を去り地元の戻って来た。  部落を去る時数頭の狼がしっぽを振って 見送ってくれたのが心残りだった。  地元に帰ると雪子は実家で生活しているので 問題なかったが健一はすぐに仕事を探した。 町の郊外にあるホームセンターでアルバイトを見付けた。 「ここは結構面白い、在庫管理もコンピューター制御で 管理が出来るし」  結構喜んでいた。 「健一君と一緒に志保のノート見たいんだ、 私一人では見れないから、で、私の家か 健一君のアパートで見ようかと思って、 じっくりと」  雪子の実家はまだ気が引ける、 休みの日に健一のアパートでと約束した。
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