天使の業

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天使の業

「…どうしてこうなった」 桐島優也はかなり出た腹をさすりながら柔らかなベッドに深く身を預ける。 ベッドから広がる甘い匂いが鼻をついた。 カーテンの隙間からはわずかに光が差し込み、暗い室内に明かりをもたらしている。 桐島はじっくりとあたりを見回してみた。 なぜならこの部屋に入り、すぐにベッドに押し倒されたのでこの部屋に何があるのかをよく知らないからだ。 だから見回した、この部屋の主である男はどんなものを部屋に置いているのかを。 「何見てるの?」 高校一年生の男子にしては少し高い声が桐島の腕の中から発せられた。 「お前の部屋を見てる」 「なんで?」 「知りたいからだ」 「俺のことを?」 「そうだよ」 男は満足そうに、そしてなんだか恥ずかしそうに笑い、桐島の膨らんだ胸の乳首に噛み付いた。 「硬くなってきたね」 「うるさいな」 男はまた満足そうに笑い、桐島の頬にキスをする。 きめ細かく白い肌とくりくりとした大きな目が愛おしい。 桐島は思わず股間を再度膨らませてしまった。
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