なんでもできる!?

4/11
前へ
/32ページ
次へ
早く布団に入ってしまった為、翌日、日も上りきらない五時頃目を覚ましてしまった。 普通二度寝をしてしまうところだが、昨日寝過ぎて全く眠くない。 取り敢えず携帯を開いてアラームを消す。 「おはようございます。」 「おはよー」 ウラヌスの声に自然に答える。昨日見そびれた最新動画を開き、見ながら時間を潰す。 まぁ、今日の最新も明日の最新も、ウラヌスの教えてくれたプログラムを使えばいつでも見れる。 タイムスリップだって造作無い。 ただ作るのは面倒、かつ普通にお金がかかる。 面倒なので、色々と理由を付けてしまう。 これを実現するのが所謂天才と呼ばれるのだろう。 新志はそこまで行動的でなく、この魔法のような力を使って楽をする、より、今だらけたい、と言う意思の方が強かった。 と言うか、色々と妄想を膨らませるだけで楽しかったのだ。 動画も見終わり、SNSも見終わり、朝の暇な時間がやって来た。 パソコンを開いて、ウラヌスの数列と、色々考えてみた数列を眺める。 テレパシー、浮遊、タイムスリップ、などなど、なんでも出来る。やろうと思えば、 なんか出来ない事ないかなー、 新志はそんな事を考え始めて居た。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加