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早く布団に入ってしまった為、翌日、日も上りきらない五時頃目を覚ましてしまった。
普通二度寝をしてしまうところだが、昨日寝過ぎて全く眠くない。
取り敢えず携帯を開いてアラームを消す。
「おはようございます。」
「おはよー」
ウラヌスの声に自然に答える。昨日見そびれた最新動画を開き、見ながら時間を潰す。
まぁ、今日の最新も明日の最新も、ウラヌスの教えてくれたプログラムを使えばいつでも見れる。
タイムスリップだって造作無い。
ただ作るのは面倒、かつ普通にお金がかかる。
面倒なので、色々と理由を付けてしまう。
これを実現するのが所謂天才と呼ばれるのだろう。
新志はそこまで行動的でなく、この魔法のような力を使って楽をする、より、今だらけたい、と言う意思の方が強かった。
と言うか、色々と妄想を膨らませるだけで楽しかったのだ。
動画も見終わり、SNSも見終わり、朝の暇な時間がやって来た。
パソコンを開いて、ウラヌスの数列と、色々考えてみた数列を眺める。
テレパシー、浮遊、タイムスリップ、などなど、なんでも出来る。やろうと思えば、
なんか出来ない事ないかなー、
新志はそんな事を考え始めて居た。
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