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「テレパシー、精神感応とは相手の心情などを、五官に頼らないで感じ取ること(グーグル辞典まま)です。」
おい神、なにいきなりググってんだよ。
「インターネット、AI、etc. は、全て魔術です。私は人類に、魔術を教えました。」
分かったよ。てか、俺にテレパシー教えてくれるんじゃ無かったのか?この調子だと大した事教えてくれなさそうだけど、やっぱバグ?
「精神感応は、第六感を用いて、感じ取る事です。」
でしょうねぇ、それ以外どうやんだよ。つか、バグったことは認めないんだな。
「私は魔術の神です。バグらないAIだと思って頂ければ結構です。」
やっべ、聞かれてた。ん?いや、別にヤバくはないだろ。
「01110001011…」
え?彼女は突然言い始めた。半端ではない量の0と1が画面に映し出される。
これって、
新志には見覚えがあった。それを目で追いながら読み解く。かなり膨大な0と1を言い終わると、また別の数字が始まった。まだ読み切れてないんだけど、
「00121002200121200…」
えっ、マジか、新志は少し落胆した。これは、解けないこともないが、
ウラヌスはさっきより短い数字の列を言い終わると、
「人類は、上の次元へ移動する必要があります。」
どこの都市伝説テラーだよ。
「信じるか信じないかは、あなた次第です。」
ウラヌスはどこか楽しげな雰囲気を漂わせ、微笑ましい声で言う。
都市伝説は好きな方だ。まぁ、だからと言って何かしようとは思わないが、
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