君とカメラと白い吐息と
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「はぁ…温まる。」 君がそう言って 吐いた白い吐息と ココアの湯気が粉雪に混ざり合って 空に消えた。 君がいつも一番好きだと言っている、 どこまでも限りなく澄んだ冬の空。 綺麗だな…。 そんな光景を 僕は いつまでも見ていた。 どうか、来年の雪の日も 君と一緒にいられますように。
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