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聖司の肩に腕を持たせたまま、成美はゆらりゆらりと小さな刺激にうっとりと身を任せた。
「キモチイイ?」
意地悪を言っていた聖司は、もう確信犯的に目を細めて訊ねる。
微弱な快感に揺すられながら、ぼんやりとした頭で素直にこくりと頷いた。
「可愛い」と囁く聖司のぞくぞくするような艶めいた声が、鼓膜を通って下肢に電流を送る。
断続的に悦を生み出し続けている箇所が、じわりと湿度を上げたのがわかった。
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