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「で……なんでRed Hotと一緒にミーティング?」
「さぁ……?」
ポカンとするあたし達Halloweensの目の前で、Red Hotのメンバー4人が話し合ってる。
私達の学祭ライブでの曲の話し合いだったはずなのに……なんで?
「よし!じゃあ俺達の意見はまとまった!」
シュンくんが膝をポンと叩いて言った。
「…意見って…?」
「これは提案なんだけど…学祭ライブ、HalloweensとRed Hot合同で出ないか?」
「え」
「えぇぇぇぇ!?」
「そ…そんな、Red Hotみたいな上手いバンドがあたし達と…!?」
「何言ってんだよ!Halloweensだって個々のレベルは高いと思うぜ?今回一緒にやる事でもっといいモン出来ると思うんだよな」
「ただ単に一緒にやんのが面白そうってのもあるしな」
シュンくん以外のメンバーも口々に言ってくれる。
ハヤトはRed Hotのメンバー全員と仲良いし、面白そうだからっていうのも嘘じゃないとは思う……でも……。
「曲は、JAMが他のバンドとコラボしてる楽曲があるだろ?『STAND BY YOU』……どうだ?」
シュンくんの言葉にメンバー4人で顔を見合わせる。
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