雨と飴

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心内で悪態をつく。 彼女に対する気遣いなし。 私は決意を固めた。 (晃と別れる) 約束の日曜日。 私は晃のアパートの前に到着した。 しかし、晃の姿がない。 部屋に行こうとした時。 メールの着信音が鳴った。 携帯を手提げから取り出して、確認したところ 案の定、晃だった。 内容は…………… 『ゴメン…… 人手が足りなくて、バイトに行ってました。 マジゴメン。今そっちに向かうから、待ってて。 あっ!大変だ。飴降ってるよ。俺(T_T)傘持ってない……… 』 思わず二度見する。 (飴?……………雨だ!!) 空を仰いだが、綺麗な青空が広がっている。 天気予報でも雨の予報などなかった。
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