雨と飴

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頭が混乱する。 晃は何を考えているんだろう。 私からみて晃はこんな馬鹿げた嘘をつくような人ではない。 ____コツン! 頭に何か落ちた。 物が小さい為、痛みはそんなにない。 足元に小袋に入った飴が落ちていた。 拾い上げた時だった。 「おーーーーーい!!」 頭上から声が聞こえて 見上げた先に窓から晃の顔が見えた。 「えっ!晃!!なんで居るの?!バイトは……」 「嘘ついてゴメンな。おまえと会えなくて、寂しくて。自分のせいだってのは分かってるけど。だから久しぶりのデートだし、ちょっと驚かせようと思ったんだ。」
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