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「授業外とかで、なんかやってるのか?」
「うん、一応は」
「はぁー、やっぱりすごいなぁ、お前は」
「いや、別に。そうでもないけど」
鷲見映真が、同じクラスの男子と話していた。今いるクラスの中では、五本の指に入るくらい高い身長を持ち、細身ですらっとしている。男子の中でも珍しく大きくきれいな目をしていて、さらにすっとした鼻筋で、とても整った顔だ。初めて会った時から女装したら似合いそうだな、などと考えていた。
「あ、中谷さん。お疲れさん」
私が教室に戻って来たことに気が付き、映真が振り向く。
「あ、うん。お疲れ」
急に話しかけられたことに少し驚きながらも、かなりうれしかった。その様
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