1715人が本棚に入れています
本棚に追加
/221ページ
中身はどうあれ、これは一応お付き合いすること決定と解釈していいのだろうか。
(……いいんだよね? うん、いいんだ)
受け身でしか恋愛したことのない私。
今、あなたに出会って知った感情がいっぱいある。
それをあなたにも知ってもらいたい。きっと私とあなたは同じだから。
(人を好きになるのって、凄く気持ちがいいことだって)
知ってもらいたいから──。
こうして私、森井美兎(29歳)は、初めて入ったカフェで運命を感じた店長こと泉澤悠真(24歳)とお付き合いすることになったのだった。
最初のコメントを投稿しよう!