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第2章2番目カノジョ
男女の友情なんてあるはずないって分かってた。
それでも私達は、うまくいってる
そう思ってた。
なのに…。
いつしか
三人で一緒にいるうちに
それだけじゃ足りなくて、
もっと私を見て欲しいって
心の中で
黒い
ドロッとした気持ちが芽生えて
それでも
二人とも大切だから、
何とかこの気持ちを消したくて
必死だったはずなのに、
あの光景を見てから
どんどん自分が抑えられなくなった。
どうして
私達三人は出会ってしまったんだろう。
どうして私は
卑怯な考えしか出来なくなったんだろう。
こんな事なら、
好きになんかなりたくなかった。
いっそ
嫌いになって
前に進みたいよー…。
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