第1章茜空

14/70
前へ
/236ページ
次へ
それからあたしは放課後、バイトがない日は必ず部室に寄っていた。 「くーりはら先生♪」 「…また、君ですか。暇なんですか?」 「暇だよ。だからこうして会いに来てんじゃん。」 「…。」 「ねえ!今日は何描いてるの?」 「…何でも良いでしょう。」 だけど相変わらず態度はつれない。
/236ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加