第1章茜空
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ゴーンゴーン 「ほらもう下校時間ですよ。…帰りなさい。」 「…はい。」 「…どうかしましたか?」 「え?あ…いや。」 (どうしよう。いきなり先生の顔が見れない…。) 「大丈夫ですか?顔色、悪いんじゃ…。」 「だ、大丈夫!そ、それじゃま、また明日!」 なんとなくその場にいるのに緊張したあたしは慌てて部室を出た。
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