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「何だよ花菜…。」
「たまには自分でしなさい!」
「あはは…。」
「だって、西村頭良いしお前と違って字綺麗だも~ん」
「はあ?」
「二人とも落ち着いて…私は大丈夫だよ。」
「早織は優しすぎ!こいつ甘えさすと大変だよ?」
「うるせーな…お前は母ちゃんかよ。」
「はあ?」
「まあまあ…。」
私達、三人は中学三年間同じクラスだった。
偶然にも、同じ高校を受験していた。
…元々花菜と辻君は幼なじみらしい。
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