天才と持て囃されたその末路

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最後は最高の皮肉である。 一生消えぬ、奏の闇(トラウマ)でした。 しかしこの闇に救われた白夜がいた以上、まだ奏には救いがあったんじゃないのかなと。 傷の舐め合いと言えば身も蓋も無いけど。 自分の命が危うくなる故に誰にも話せなかった、そして今後先一生話す事も無く、言わなきゃバレる事も無かった真実を奏は暴露した。全ては白夜の命を繋ぎ止める為に。 それを白夜自身解っていたからこそ、奏に惹かれ始めたのも強いんでしょうね。   if編を含めた全章で思う事だけど、奏は爆弾を背負い込むのが本当に好きね←違 それが爆発した時には取り返しのつかない事になるのも解ってるくせに、また爆弾を背負い込み。 貴方は深層心理Mの人間ですか?←酷   まぁ…白夜と結ばれない限り、 滅びの美学、間接的な自殺志願者の道を歩くのが奏だと思ってる。隼人に俺の完全体と揶揄されるのはこれが原因じゃないかなと。 哀しきかな、それも運命。  
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