世の中が生きづらい

１．日常

　私はごく普通の人間である。特に生きるためのスキルがたけたわけでもなく、お金もそこそこ、彼氏もいないごく普通の人間。
　これまで何も考えずに時間の進むまま生きてきた。気が付けばもう２２歳になっていた。
普通に高校を卒業し、地元の短期大学に入り、普通に就職した。
これといった趣味もなく休日はダラダラ過ごして時間を無駄にしていた。
　ある時ふと自分には何があるのかと、どうして生きているのかを考えたらとても馬鹿らしくなってしまって仕事をやめてしまった。そして今に至るのであった。
　趣味もスキルもない自分には何も残らず毎日何もなく、ただ時間だけが過ぎていく。
漫画やアニメ、ドラマ見たいに異世界に転生したり、宝くじに当選したりももちろんあるはずがない。
ただあるがまま、流れるまま日常を過ごしている。
　あまりに暇なので趣味を作ってみようと手芸を始めてみたりアニメを見漁ってみたりもしたが何日も続くわけもなくまた暇な日常が続くのであった。