72人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねえ、それはそうとミケネコーンはここで何をしているの?」
「あ、忘れていたにゃん! 修行に来ました!」
「なんの?」
「はい、う~ん。コウモーリンに勝つための修行なんですにゃん!」
「あの~コウモーリンってなんなんや?」
「コウモリ型の怪獣やで~」
「ミケネコーン、あんた関西弁になってるやんか」
ミケネコーンは頭をかきかき、
「あにゃま、まりあの関西弁がうつりました。ばっちいにゃん」
「あんた、ふざけとんのか」
わたしは、小さな手のひらサイズのミケネコーンの肩を揺すった。
最初のコメントを投稿しよう!