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「ミケネコーン、あんたなんかもう知らんからね。わたしに迷惑をかけんといてや。じゃあね」
「そ、そんな~まりあ~ボクのこと見捨てるのにゃん~」
「だって、あんた約束を破ったやろ。おとなしくしなかった」
「まりあ、それはボクは寝てしまっていただけだにゃん」
ミケネコーンはそう言いながら目を潤ませている。
「そんなの知るか、アホ」
「そんな~アホちゃう~あんまりですにゃん~」
泣き落としには乗らないからねとわたしが歩き去ろうとすると、ミケネコーンの大きな鳴き声が聞こえてきた。
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