プロローグ

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「いいか、お前は修行が足らんのじゃ」 「ごもっともですにゃん」 謝るボクに父上は、 「修行のためにお前を、あの真っ黒な人間界に落としとやろうじゃないか~」 そ、そんな……。 「それは嫌ですにゃん、お許しくだされ」 「ダメだ~強い子になるまで帰って来るな。シャ~ッ~」 ボクは、父上に黒い人間界に落とされたのだ~ ひゅ~ん、ひゅ~ん、物凄い音がボクの耳元に鳴り響く。
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