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ミケネコーン教室へ
ミケネコーンが駄々をこねて大変だった。
『ご飯も食べられない。飢え死にしちゃうにゃん』
そして、また鳴き出して、うに~にゃん~うお~んにゃん~うお~ん!
やかましいたりゃありゃしない。
だけど、こんなにも鳴いているミケネコーンをほっておいて教室に行くことはわたしには出来なかった。
「ご飯も、わたしがなんとかするから」
「嬉しい有り難いにゃん」
それから、手乗りサイズの大きさだから、制服のブレザーのポケットの中にすっぽりと入った。
とりあえずミケネコーンを教室に連れて行くことにした。
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