Chapter.1

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A「へい、彼女! オレの女の写真も撮ってくれや」 B「いきなり何ですか? 私は自分の娘を撮りに来たんですよ?」 A「そう言うなよ~。すげえ美女だぜ」 B「ハア、仕方ないですね。 どの女性ですか?」 A「あそこに保母さんが居るだろ? 園児たちと一緒にお遊戯してる」 B「あの、ふくよかなオバ様ですか? いや、美しくないとは言いませんが 白髪混じりで… ずいぶんと高齢な方で…」 A「はあ? オレがオバちゃん好きに見えるか? その隣で旗振ってる女の子の方だよ」 B「あ、あのショートヘアーの娘ですか」 A「美人だろ?」 B「確かに。お父さんも鼻が高いですね」 A「目に入れても痛くないって思うよ」 B「奥様はどちらに? カメラくらい 持ってるんじゃないでしょうか」   A「ん、奥さんはまだ居ない」 B「え?」 A「あそこでお遊戯してるのが奥さん候補だ」 B「おい、近寄んなよ、ロリコン」 A「ちなみに、その隣は補欠だ」 B「オバちゃんも狙ってんのかよ」
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