536人が本棚に入れています
本棚に追加
/1006ページ
葛城舞は俺にとって蝶だ。
綺麗に羽をひろげ、自由自在に飛び回る
ある県での一説では息が詰まるほどに
人にまとわりつき、病気を患って死ぬらしい。
あいつの男に対しての執着は異常だ。
葛城舞の毒にやられた男共は実際
修羅場を犯している
これはもう病気みたいなものだ。
だったら
俺はそんなアイツを捕まえてやる
俺はお前の毒になんかやられない
今度は俺の番だ
俺がお前に毒を与えてやる。
最初のコメントを投稿しよう!