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第15話本当の気持ち
そしてあたしと野上さんは宴会場に着いた。
「…はあっ。はあ…っ。…な、何とかま、間に合ったわね…。」
「…は、はい。」
こんなに走ったの何年ぶりだろ。
奥ではもうほとんどの人が集まっていた。
「おー野上さん、葛城君来たね。好きな所座って。」
「…はい。」
「…はい。」
そしてあたし達は空いてる席に適当に座った。
その時、斜めにいる炭谷と目が合った。
(…炭谷。)
そしてその後も席はどんどん埋まっていった。
「…よしじゃあこれで全員かな?」
そしてあたし達のグラスにビールが注がれた。
「…皆グラスはあるかい?じゃあグラスを持って。」
そして部長が立ち上がった。
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