第2章 兄弟の話し

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「まあな、兄弟も暫くしたらうちに来いよ。一緒にやろうぜ」 私は冗談じゃないとばかりに首を振った。 「タクシーなんかやんねえよ。客に何か言われたらぶっ飛ばしかねねえ。それに、取り消しばかりなってる俺をタクシー会社が雇うわけねえよ」   その後私は千葉大宮高校に編入学することになるが、二種免許を取得することなど全く考えていなかった。
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