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話をしているといきなり突風が吹き、吹いた方を見ると高台の上にサラが立っていた、サラが首元に指を当てると、声がスピーカーのように響き渡った
「諸君、よく集まってくれた!聞いての通り戦争が始まる、この戦争で死んでしまうものもいるだろう、だが守るべきものがあり、そのために身を捧げてくれた皆に感謝する!この戦争が終わったら皆に褒美を取らせよう、褒美が欲しくば勝利を勝ち取れ!さぁ各隊配置につくのだ!戦闘に備えよ!」
その掛け声に鼓舞された兵士たちは俄然やる気が上がり配置へ着きに向かっていった、すごい!コンソールでステータス確認したら、ドラゴンの加護っていうバフが追加されてる!
「それとランカー達よ、至急私の元へ集まってくれ、重大な話がある、後ダーリンも」
おそらく神の使いのことで集まるのであろう、ランカー達の左手の甲を見るとやはり紋章が刻印されていた、もしかしてサラは発動の仕方が分かるのか?
「皆よく集まってくれた、重大な話というのは神の使いについてだ、皆も体験したと思うが夢の中に神の使いが出てきてこのような刻印をつけられた」
サラは左手を突き出し、紋章を見せつけた
「確かに、我々にも同じような我が種族と同じ紋章を刻印された、だが使い方がさっぱりだ、神の使いも濁すような言葉ではっきりとした使い方を教わってはおらんぞ?」
そう言ったのはセントールだった、このままではただ意味なく刻印されただけになってしまうのは、もったいないので皆で考えようという提案を出した
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