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そして翌朝、残念なことに意外とサラは早起きをするタイプらしく、起きた時にはいつの間にかサラを腕枕して、ぴったりくっついていた、そしてめっちゃ見られていた
「ん?おぉやっと起きたのかダーリンよ、まさか私の横を選んで寝てくれるとは、本当はダーリンもこういうことがしたかったということだな!ふふ、さぁ今なら何でもしてやらんこともないぞ?」
「ちょ、待て待て待て!誤解だ、それと顔が近い!そして離れてくれ!」
「ふふ、そんなに照れるな、お互い唇を交わした夫婦なのだ、今更照れる事なかろう?」
いや普通に恥ずかしいし!それになんなんだこのいい香りは!女性ってみんないい香りがするのかっていうくらいなんていうか、こう、うーん、よく分からん!それにさっきから柔らかいものがずっと当たってるんだが!?
「なぁ聞いてくれ、僕は朝、のんびり起きたいんだ、じゃないと調子が出なくって……」
「安心しろ、私も朝は早く起きてのんびりしたい派だ、だからこうしてのんびりしている」
あなたののんびりしたいを聞いてるんじゃないからぁ~!!僕ののんびり起きたいを主張してるんだからぁ~!しかし困ったぞ……僕とサラ以外誰も起きてない、つまり誰も助けてくれない、これってピンチなのでは……?
「ふっふっふ、では行くぞ……」
「わっ!バカ!ほんとんんっ!!………ぷはっ!本当に来る奴があるか!」
「ふ、ふへ、た、たまらん!も、もういっかでぇっ!?」
もう一度来る前に開いている方の手でチョップを食らわせた
「………次、許可なくやったら、容赦しないからね?」
「は、はい………」
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