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しかし、もはや体が寝ることを受け付けなかったため、しょうがなく諦めることにした、まぁでも証拠はあるし、何らかの形で発動できるだろうと考えるのをやめた
「そろそろその2人を起こしてくれるかしら、もうすぐ集合の時間だから間に合わなくなるわ、起こせなかったら斬るわよ」
ひえぇ、魔法が薄れたのかまたあの感じに戻ってる!まさか襲ってこないよな……?
「分かった、じゃあ起こすよ………おーいエリーナ、レイナ、そろそろ起きてくれ、遅刻するぞ」
エリーナは目をこすりながら起きてくれたが、レイナが一向に起きてくれる気配がない、肩をゆすったり、軽く小突いてみたが駄目だった、なので脇をつついてみた
「あぁん……んんっ……ひゃう!……うぅん!」
これは………エロい…………はっ!
後ろを振り向くと、しらけた顔をしたエリーナとメアがこちらを見ていた、それはまるでゴミを見るようなまなざしだった
「あんた、サイテーね、考えられないわ」
「本当に、あなたなんか斬る価値すらないわ」
「ま、待ってくれ!確かに今のは僕が悪かった!お、お願いだ!2人ともそんな顔をしないでくれ!」
「ちょ、抱き着いてくんな!私はあんたが信じられなくなったわ、どうせ色んな女にそういうことしてきたんでしょ!この変態!」
どうしてそうなる!確かに反応良かったからちょっと出来心が発動してしまったよ!でもそこまでドン引きしなくてもいいじゃないか!
「んん……うるさいなぁ、朝っぱらから、てか私、昨日の記憶ほとんどないんだけど……まぁいっか、それより何騒いでんだ?」
「それは「わぁぁなんでもする!何でもするから面倒ごとを増やさないでくれ」………分かったわ」
まったく……メアも隙がない、ちくしょう、2人とも悪い顔しやがって!!
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