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「あーら、どこのエルフかと思ったらエリーナじゃないの、相変わらずスタイルがいいわね、特にお胸の周りが」
後ろから声が聞こえ、振り返るとビーナがいた、エリーナは顔色を変え、いかにも爆発しそうな状況になった、もしかして2人は仲が悪いのか?
「あら、あなたはひょっとしてビーナなの?ごめんなさい私、お胸の周りに駄肉がついた友達が少なくって、気付かなかったわ!」
「だ、駄肉ですって!?………まぁ確かにそうですわね、こんなにあるとすぐ肩こっちゃうし、分けてあげたいくらい!」
「はぁぁ!?じゃあ分けなさいよ、今すぐに!」
「あらあら?駄肉じゃなかったのかしら?おかしいわね、駄肉だと思ってるんだったら普通、もらわないんじゃないかしら?」
うおぉ、今まさに一発触発状態じゃないか……ど、どうにかして二人を落ち着かせないと………
ハヤトは喧嘩はやめるようにと言おうとしたが、メアに抑えられ、メアが前に出た、メアの顔もまた苛立ちを隠せていない表情になっていた
「はいそこまで、ここで問題を起こしたりしたら…………斬るわよ?」
ハヤトはメアの顔は見えなかったが、エリーナとビーナの表情から察するに、とてつもなく怖い顔をしていたのだろう、一瞬にして場の空気が元通りとなった
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