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そうか、メアにかかってる抑制魔法が解けて、これがいつものメアなのか、さっきからずっとけだるそうな雰囲気だし、触れてはいけない感が物凄く増してる………
「はぁ、ったく、毎度毎度喧嘩売ってきてそんなに楽しいわけ?もっと別のにかまってもらいなさいよ、ていうかなんで私にだけなのよ!」
「当たり前でしょ、私がランク6であんたがランク5なんてまだ納得してないわ!あー、早くランク更新試験来ないかしら、その時にあんたを倒しランク5になる、まぁ私がランク5になったらこれをやめてあげないでもないわ」
「だーれが負けるもんですか、別にやめなくってもいいわよ、負け惜しみと捉えておくんだから!」
そしてこの2人、果てしなく仲が悪そうだな、メアがいなかったらどうなっていることやら………てかメア仲裁に入るなんて、意外と冷静に考えてもいるようだな…………あの不気味な笑顔と戦闘狂をどうにかしてくれればなぁ
「そんなことより早く本題に入りなさい…………いい加減戦いたいわ!切り刻みたくってうずうずするの………!」
あ………またあの顔ですね、すっげぇ恐ろしいやん!でももう標的から外れたから心配する必要がなくなったのね、2度と標的にされませんように!
「………そういえば人間、あの時の戦い、続きはこの戦争が終わったらやりましょう」
ひぇ~!思ったそばからこれだよ!やめて!そんな笑顔でこっちを見ないで!
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