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「な、何だったらキスでも………あいだっ!」
顔を近づけてくるサラにチョップを食らわせた
「まったく台無しだよ………それよりまだ時間があるしどうしようか、じっとしてるのも良くないと思うし僕、見回り行ってくるよ」
そういいハヤトは立ち上がり、他の元へと向かった、何より自分自身動いていないと、どうにかなってしまいそうで仕方がないという思いがあったからだ、サラは察してくれたのか、止めることはせず分かったと言ってくれた
戦争か、戦争なんて漫画やアニメの世界でしか見てこなかったけど、現場にいるのって全然違うんだな、なんて言っていいか分からないけど、皆から伝わる緊張感は体感しないと分からないな
「おぉ、人間ではないか、こんなところで何をしている?」
しばらく歩いていると声をかけられた、ふと振り返ってみるとカルネラとセントールがいた、2人はどうも落ち着かないらしく、ここにいる全員と腕相撲をしていた
「いや、あんたたちこそ腕相撲ですか?それに一対多の腕相撲なんて聞いたことないですよ、それに僕の知っている腕相撲じゃない!」
そう腕相撲という名の腕倒しゲームだった、セントールの腕を紐で括り付け、皆で引っ張り倒せれば勝ちという斬新なゲームだった
「はっはっはっ!そうなのか?だがこのゲームは楽しいぞ、私は最高10人まで耐えられた!人間よ、お前もやってみるか?まぁ1人か2人が限界だと思うが」
最後の言葉にむかついたハヤトはこのゲームに参加することにした、自分に強化魔法を最大限にかけ、ゲームに挑んだ
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