3、戦争

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ハヤトは戻っている道中、ビーナとメア、それにヒルダ、3人とも集まり何やら話をしているようだ、少し気になり声をかけてみることにした 「おーい3人とも、何してるんだ?」 「あら人間じゃない、今私が武器精製してるところよ、この二人のね、伊達に魔法と科学を研究してないわ」 伊達に研究してないって……そういう次元じゃないことしてるよねそれ、メアの武器はナイフだっけか、てかめちゃくちゃ精製してんなナイフ、軽く100本以上あるぞそれ!どこにしまうんだ?一方ヒルダの武器は自分の身長ほどある大剣2本、軽々しく振り回してるよ……… 「まったく、あなた達の武器は使い捨てってのが面倒だわ、どうにかならないのかしら?自分で買った武器なら大切に使って消耗品にならないわよ?」 その武器消耗品だったのかよ!100歩譲ってナイフ100本が消耗品だと分かるが、大剣2本が使い捨てなんて、一体どうやって使ったら使い捨てになるのだろう……… 「ふん、しょうがないじゃない、私の能力のせいですぐ刃を駄目にしてしまうの、愛用の武器なんて夢のまた夢よ!」 ヒルダはそういって武器を受け取り自分の場所へ戻っていった 「ごめんなさいね、ナイフってすぐ折れるのよ、他に武器は使ったことないから今更武器なんて変えられないし、よろしく頼むわ」 ビーナはそれを聞いてため息をつくが、分かったといいナイフを受け渡した、メアはそのナイフをどんどん服の中に入れていき収納した、いやどういう原理なんだそれ、絶対収納できないだろ!……って全部収納されちゃったよ…………
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