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「ってあなたもしかしてエルフの里に向かっているの!?」
「え、そうだけど何か不都合でも……てありすぎだよな、ねぇ、どうにかして入れてもらえないかな?、なんなら里のお手伝いとかして三食昼寝付きで働かせてもらえるならなんだってやるよ!僕のことは迷い込んだ人間で、奴隷にちょうどいいから捕まえたってことで!」
エリーナは呆れた顔をして服についていた埃をはたきながら承諾した、何もアイテムも持っておらず彼から感じる波動は微弱なのでたぶん大丈夫だろうと判断し、立ち上がった
「いいわ人間、けどまだ信用出来ないから私がお前を監視する、妙な動きをしたら射貫くわよ!」
しのぎが出来ることに安堵し、とりあえず自己紹介をすることにした
「分かった、その時は抵抗しないで黙って射貫かれるよ、あと人間って呼ばれるのもなんだし、ハヤトって呼んでくれ!」
「ふん、人間の分際で……まぁいいわ、ハヤトって呼んであげる、私はエリーナよ、一応ランク5なのよ!」
すごく誇らしげに言っているがランクと言われてもよく分からなかった
「ランク?強さってことかな?」
そう返答すると驚愕した顔で説明してくれた
「あ、あんたランカーを知らないの!?呆れた、普通ランク保有者と聞いただけでもひれ伏すのよ?相当田舎から来たのねあんた、いいわ、説明してあげる」
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