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「こ、この技にこんなことが出来るなんて……ハヤトっていったい何者なの?」
「はは、ただの旅人さ!それじゃあ行ってくる!」
しかしこの武器の性能すごいな、元々伝説の武器であったユグドラシルランスから由来された技ってだけあって強すぎる!その伝説の槍とまではいかないが攻撃力がすごい上がる、数値だけ見たらサラの槍より強いぞ
ハヤトは槍の性能に驚きつつスピードオブライドの効果時間が切れるのを感じ、決着をつけるため武器を構える、マキビシから抜け出したサラはハヤトの前に立ちサラも武器を構えた
「なぁサラさんよ、ここで1つ提案があるんだけど乗らないかい?」
「人間が提案だと?ほざけ、今ここで葬ってくれる!!」
今にも襲い掛かってきそうなサラにハヤトは冷静に対処する
「まぁまぁ、落ち着いて!悪い話ではないんだ、で、その提案なんだけど僕は力がなくて紙装甲なんだ、だからゲームをしよう、僕がサラの顔に触れることが出来たら僕の勝ち、
僕が触れなかったらサラの勝ち」
「僕が勝ったらこのまま立ち去ってもらおう、ちなみに僕の負けイコール死、だからね」
「ほーう、この私の顔に触れるだと?まぁいいだろう、しかしもう油断はせん、では行くぞ!ドラゴンアイ!」
サラの瞳孔が竜のそれ同様になり動き出した、ハヤトもそれに合わせ動き出す、金属同士がぶつかり合う音だけが響き渡り、姿は見えなかった
「ふ、お前、名前は何という?」
「このタイミングで普通名乗らせるか?まぁいいか、僕はハヤト、ただの旅人だ」
「ただの旅人だと?ハヤト、お前の強さはなんだ、ただの旅人で人間、そんなお前が私と対等、いや、それ以上の強さを隠しているに違いない!さては神の使いではないのか?」
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