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「いや悪い、女湯覗くなんて良くないと思って壊しちゃったよ、とりあえずこの犯人はお前ってことで通報してもいいかな?」
いかつい感じの男は一瞬焦ったがハヤトの体格をみて軟弱と判断し、強気に出た
「はぁ、兄ちゃんよ、ヒーローごっこは他所でやりな、ったく、この落とし前どうつけてくれんだ!この穴掘るのに3日かかったんだぞ!しかもバレないようにな!」
いや、その執念を他のことにぶつけてくれよ……おかげでこっちは失明するところだったんだぞ?
「分かった、じゃあこうしよう、おっさんが殴ってくるのをおっさんがギブアップするまで避け切れば通報もしないしまた穴をあけてあげよう、そして僕が避け切ったら通報、それでいいかなおっさん」
おっさんというワードに引っかかったのか怒りを露にし、いきなり殴りかかってきた
「おっさんだとてめぇ、俺はまだ200歳だ!」
いや十分てかもうお爺ちゃんだろ!あ、そっか、エルフと人間の寿命は違うんだっけ
「200歳……人間だったらお爺ちゃんだね!」
ハヤトは満面の笑みでグッドポーズをし挑発する、案の定いかつい感じの男はぶち切れ襲い掛かってくるしかしハヤトはそれをすべてかわしていく、レベルが上がったおかげかどうやら技を使わなくても簡単にかわせる
「ちっ!このクソガキちょこまかと……」
「はーいおじちゃーん、こっちでちゅよー!あんよが上手、あんよが上手……おわっと」
「バカにしやがって!捕まえたらただでは済まさん!」
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