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エリーナとガルフィンの戦いは終わりを迎えつつあったその頃に、ハヤトも合流した
「サラ?やっぱりサラだったか、それとガルフィンと戦ってるのはエリーナか?」
その声を聴いたサラがいち早く察知し、ハヤトのもとへ目にも見えぬスピードで駆け出し抱き着こうとしたが、抱き着く直前でハヤトに顔面を掴まれ阻止される
「おぉ~!愛しのダーリンではないか、どうして抱擁を拒むのだ?私たちは夫婦なのだぞ?さては恥ずか痛い痛いダーリン痛い!冗談です私が抱き着きたいだけです~!」
はぁ、出会った時の威厳はどこへやら……それにしてもこの状況は良くないな、この武装した奴らを蹴散らせばいいのかな?
「サラ、エリーナとの会話を聞いていたけど、ガルフィンはエリーナに任せていいんだな?」
サラは頷き、雑魚処理を続けるがサラの技は基本1人、または少数相手に戦う技が多いので苦戦していた
「よし、俺も加勢するぞ……と言っても加勢したらすぐ終わっちゃうんだけどいいか?」
「ま、待ってくれダーリン!確かにダーリンの勇姿を見たいのだが、私も最近訓練ばかりで身体がなまっているのだ!だからダーリンは見ていてくれ!」
うーん、それはいいんだけど被害が出てからでは遅いしな……お、いい技があったじゃないか!
ハヤトはスピードオブライトで敵を一ヵ所に収集した
「よし……ディメンションスペース!サラ、この空間に敵を集めたから好きなようにあしらってやれ」
「いや~ん!ダーリンてば何でも出来るのだな!ではお言葉に甘えて~……皆殺しにする!」
ハヤトに熱烈な視線を送っていたかと思うと、敵に顔を向けた瞬間に一変し、高速で動き出す、1人1人確実に仕留め、1人をヤるのに1秒もかからなかった
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