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な、何だって!?そ、それじゃあ今エリーナは……
「ふふ、あなたとこうしていると、なんだかすごく落ち着くわ……私、子供は2人欲しいわ、サラもいるのはちょっと気が引けるけど、ハヤトを好き同士、苦ではないわ」
僕にゾッコンだぁ~!別に悪い気はしないが後の事を考えるとなぁ……何とか目を覚まさせないと!
「エ、エリーナ、ほら周りの目を見てみろ!とりあえず落ち着いて離れて状況整理をしようじゃないか!ほらサラも、後でしてもいい……あ」
しまった、最後に余計な事言ってしまった!
サラはにやりと笑い、嬉しそうな顔をして顔をして離れた、そうなると当然エリーナもしたくなる訳で……
「もちろん、私もよね?」
そう笑みをこぼしながら言うエリーナはとてつもない威圧で断ることが出来なかった
「……はい、喜んで……」
ようやく2人は離れ、昨日起きたガルフィンとのいざこざを説明し、女湯を覗いていたことは誤魔化して話を進めた
「なるほどね、でもちょうど良かったわ、あいつとの因縁もあったし許せなかったから、これで平穏になるわ」
「してダーリンよ、私達が来たのは、ダーリンを連れて来いとの指示でな、どうやら誰かさんがポロッと言ってしまったみたいでの」
サラは横目でエリーナを見ると苦笑いをし、でもと言い返す
「サラだって会議の中でダーリンなんて言うから、しかもお父さんの前でそんな事言うなんて、どうかしてるわよ!」
「ぐっ、それは仕方ないだろう!条件反射と言うものだ、だから私のは良いのだ!」
「良いって何よ!それじゃあ私だって!」
あ、これめんどくさいやつだ……これじゃあ話が進まなくなるから止めるか
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