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この世界の食べ物は知っている食べ物と類似していて、なおかつそれよりうまい!異世界の料理はもうちょっとゲテモノなイメージだったけど、断然こっちの方がうまいジャマイカ!
朝食を終え、ハヤトとエリーナは身支度を整えてサラと合流することにした、一応別れる際に集合場所を決めておいたので、2人はそこに向かった
「えーと、里の入口付近にある広場の噴水前だっけか、サラはまだ来てないみたいだしちょっと武具を見てくるよ」
この噴水広場は里の入口にあり、4つの道に枝分かれしている、居住区、市場、商業区、村長の家と分かれており、武具屋は比較的近かったので、見るだけ見ることにした、中に入るとお客は数人程度で、その割にはとても品ぞろえが良かった
「へぇ、いろんな武器があるんだなぁ、なんか変わった武器は……ん?」
閲覧していると、1つの武器に目が留まった、それは槍と銃が一体化した武器だった、それもハヤトがファンタジー戦記でとてもお世話になっていた武器と酷似していて、驚かずにはいられなかった
「これは百戦錬磨じゃないか!どうしてこんなところに……」
「へいいらっしゃい!あんちゃんこの武器をしてるのかい?やめときな、その武器は誰も扱えなくて展示してるだけなんだ、それじゃなくても重くて持てやしない、ここまで運ぶのに男手3人でやっとだったんだ……っておい、嘘だろ!?」
ハヤトはふーんと言いながら軽々と片手で持ち上げていた、この武器の見た目、構造が完全に一致していた、ということは他にもファンタジー戦記の世界にある武器も存在するのだろうか
「……おっちゃん、この世界にはこんな珍しい武器とか知らないか?」
「さぁな、その武器はある時、急に頭に浮かんで俺が作ったんだ!我ながら傑作だとは思ったんだが、重すぎて使えないわ火力がありすぎて反動で腕がぶっ壊れそうになるわで、せっかく作ったから展示してるってわけさ」
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