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「はぁ、面倒だな……サーチオール、そこか、スピードオブライト!……捕まえたぞ」
メアは姿と気配を消していて、この技の発動中に捕まったことはなかった、なので何が起きたのか分からず、とりあえず振り払うためナイフを振り回した、ハヤトはそれをかわし距離を取る
「ちっ、なんだ今のは、どうやら本当に恐ろしく強いようだ……ビーストモード!がぁぁぁぁ!」
メアの形が人狼そのものになった、明らかに戦闘力が上がり、一気に襲い掛かってきた
「うおっ!!こいつパワー型になった!おそらくだけどパワーだけならサラよりあるな……けどその分、攻撃が単調だから避けやすい」
「避けやすいって、多分避けやすいのハヤトだけよ……そんなスピード、かわし切れないわよ」
エリーナは呆れ気味に言う
「確かにな、満月の日だからよけいだろう、私もメアとの決闘の時、満月の日だったらまずかったかもな……まぁ負けんが」
「あはは、姉貴は負けず嫌いだからな、といっても努力は嫌いだからずっと私には勝てないけど!」
「ほう、減らず口をたたくのは変わらぬか……まぁ勝てないのは認めるが、むかつくから今日のお前の寝床は野宿、賃金も出さん!」
「えぇぇそれは酷いじゃないか!ごめんなさいおねぇ様、今日1日何でもしますのでそれだけは勘弁を!」
あっちで楽しそうな会話してるなぁ、僕もとっとと終わらせてゆっくりするか
「パワーハイアップ、ふん!」
ハヤトは攻撃力を上げ、乱撃してくるメアを受け止めた、メアはピクリとも動けずただ立ち尽くすだけだった、そのままハヤトはメアをぶん投げ、壁にたたきつけた
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