3、戦争

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「ぐぅ!パワー負けだと!?ありえな……はっ!」 壁にたたきつけられ起き上がった直後、ハヤトはもう目の前に立っていた、そのまま両腕を掴んだまま立たせた 「なぁメアさんとやら、どうやったら負けを認めるんだい?あんまり手荒なことはしたくないんだけども……」 「は、離せ!切り裂いてやる!負けなんか認めるか!」 切り裂いてやるってやつを離すやつ、どこにいるんだよ……うーん、これじゃあらちがあかないなぁ、ん? 首元を見ると、ロケットペンダントが開いていた、中には写真が入っていて、きれいな女性の写真が入っていた、しかしこの女性、どこかで見たことがあるような……? 「なぁこのペンダントの女性って誰なんだ?」 ハヤトがそういうと、顔を赤らめて掴まれていた腕を振りほどき、ペンダントを握りしめて隠した 「ちょ、あなた!こ、これを見たわね!」 「え、見たけどなんで見ただけで慌ててるんだ?」 メアは確かに、とさらに恥ずかしくなり、しかし平然を装って弁解してみる 「そ、そ、そうね、そうよね、確かに見ただけだわ、あの可憐で触れたら消えてしまいそうな柔肌、何をしても許してしまう仕草、言動!あぁ麗しのリューネ様!一体どこでお会いになれるのかしら!?」 「お、おい、メアのあんな姿見たことないんだが、ダーリンは何をしたんだ?」 「知らないわよ、私だってあんなメアの姿初めてよ、普段、物事や人をごみのように見て、興味があるものには過剰に反応するのは見てきたけど、あんなきれいな笑顔、見たことないわ」 何故か知らんがもしかしたらその人物の話題を出せば、戦闘が終わるのでは?
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