3、戦争

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「ほう、サラがそこまで熱くなるとはな、ますます興味が沸いてきたぞ!では人間よ、実力行使でよいな?サラ、例の場所に行くぞ」 そういい、席を立ち消えていった、ヒルダもそれと同時に消え、カルネラとセントールは席を立ちあがり、ハヤトのもとへやってきた 「お前が例の人間だな、私はケンタウロスのセントール、そしてこっちが鳥人族のカルネラだ」 「ハヤトです、よろしく」 「それにしても人間、見た感じは全然なのにゴードンさんに対する態度は、中々なものだな!」 「あぁ流石、サラさんとお付き合いしているだけはある!」 ハヤトは苦笑いをしながら話を聞いていると、後ろで殺気を感じ、振り返ってみると頬を膨らましたエリーナが睨んでいた 「ふん、別にいいわよ、気にしてないからそっち向いてなさい!……私からは言わないけど、別にハヤトから公表してくれたっていいんだからね?」 おぉ、ツンデレですかい……だがそれがいい!じゃなくて確かにサラとのことばっか言われてたらかわいそうだよな…… 「あー、実は何だがエリーナとも付き合っているんだ、あと、よくわかんないけどレイナとも……」 「な、なんと!エリーナとも付き合っているのか!?エリーナ、人間嫌いではなかったのか!?」 「べ、別に!色々あったのよ……」 そう言いながら、顔が少し赤くなっていた 「こいつは驚いた……本当にこの人間はすごいのかもしれん……」 その時、時計の鐘がなり、サラがハヤトの手を取って、ビーナに転移の魔法をかけるように言った、ビーナも言われるがまま呪文を唱え、ここにいる皆を転移させた そこにつくと、大きなコロシアムになっていて、入口付近に転移されていた、そしてコロシアムの中心にゴードンが立っていた
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